デジタルの便利な所は、何度も消して描き直したり、いくつもバージョンを作って見比べられることです。そこで、気が向いたらリメイクを楽しみましょう。
上は素材の「男性ポーズ」を元にしています。
口を閉じて微笑んでいたのを、口を開いた笑顔に変えました。表情が柔らかい感じになりました。
こちらが元絵になります。わりと素材トレスがしっくりマッチしました。顔のパーツの線画を別レイヤーにしておけば、自在に表情だけを変えられます。
「うっかり下絵を一枚のレイヤーに描いてしまった」場合でも大丈夫です。マイギャラリーからイラストを選択、下段右から2番目の…(３つの点)をタップ、複製をタップすれば、簡単にコピーが作れます！全くおなじレイヤー分けされているので、複製の一部を描き直せば良いわけです。複製は何枚でも作れます。元絵も残せます。
背景素材でさわやかな草原に変更しました。
こちらはさらに複製をつくり、ニッコリさせてみました。目を閉じるとインパクトはなくなりますが、キャラ君が楽しそうだからいいです…。
いかがでしょうか、素材トレス、まだまだ応用できそうですね！
今度はトレス素材全身「女性座る」を元にチャレンジしました。
トレス素材をなぞったものです。やはり筋肉質体型に見えますね。
下書き終了です。かなり細くしました。
素材の通りに顔をのせると、すごい違和感があります。ガッチリめの体型に合わないのでしょう。男性素材以上に合わせにくいです。
リアルよりの人物の方がより良く描けるのでしょうか？半身だけの時も確かにグラマーだな、とは思いましたが。
色を塗りまして、ここで柄素材をうまく使いこなせず断念しました。まだまだですが、この先新しいことを一つずつできるようになったら喜べますね。
後日手直しして、影、光、背景を足しました。リアル背景は大きさなどマッチしなかったので、背景素材からいい感じのものを選びました。
素材や資料を使って、色々なポーズに挑戦できて良かったです！
これは、トレス素材「男性座る」を元にしたイラストのリメイクです。
トレス素材をほぼなぞったものです。
以前は上のように完成しました。これも気になる部分を変えています。デジタル画は保存しておけば、部分的に描き直したり、色を変えたり上塗りを試したりできて便利ですね。
その後も、時々修正していたら、ある日誤って必要なレイヤーを消してしまい！！(気をつけてください)
「仕方がない、せっかく途中まできたのだから、最後までやり直そう」と思いました。
元のトレス素材は、筋肉質な上にかなり小顔なんです。下書きで小顔に寄せたところ、前より若返りました(笑)
せっかくなので彼にはカーキ系色を、若々しく着こなしてもらいましょう。
背景も変えてみました。
季節によって服装を変えたり、ヘアースタイルを変えたりして応用できそうです。
同じポーズを何度も楽しめてすごいですね。
使えそうなテーマはたくさんあるからがんばっていきましょう。
トレス素材を活かして、女性全身を描いてみましょう。素材を使えば、バランスを崩すことはなさそうです。後日手直ししてみました。
トレス素材(全身)女性斜め
をなぞりました。
正直女子は描きやすいし、「楽勝かな」と思ったら、大苦戦でした。
ジャンパースカートはかわいいし楽だよねという思い違いでした。
フワリとスカートを描いたら、マタニティのようになってしまいました。なぜ？特にお腹周りに、少しでも曲線でボリュームを出すとアウトです。
試行錯誤の末、極力スリムに仕上げてなんとか下書き終了です。
彩色しました。生地に合わせて塗り方を変えるとか、まだできないので今後の課題としたいと思います。
影と光、背景を足して完成しました。
全身素材があるのに、こんなに苦労するとは思わなかったです。素材がグラマーだから、服装に合わないのでしょうか？
まだまだ研究の余地ありです。ステキに洋服を着こなす女性が描けるようになりたいです！
さらに後日、冬仕様にリメイクしました。
バランスの微調整とジャンパースカートのデザインで、スタイルが良くなったと思います。
少しの工夫を加えるのも一案だと気付かされたのでした。
アイビストレス素材「男性 斜め」を使っています。
ほとんどの素材は全身像となっています。
せっかくなので、全身にチャレンジしました。
元のトレス素材をなぞったものです。
下書きです。服を描いた時のバランス感が難しかったです。
彩色しました。ラフなのにオシャレですね。
ファッション関連のサイトの着こなしを参考にしました。
影と発光、背景を加えて完成しました。
立ち姿もなかなかいいですね。
所々手間がかかったのですが、そこはトレス素材、大きくずれなければそれなりにまとまります。
「とても一から自力で描くのが難しい」と個人的には思いますが、こうして回数を重ねていけば、要領がわかるので
きっと上達すること請け合いです。
アイビストレス素材の「男性考える」を元に描いています。
秋らしい背景を使い、落ち着いた感じにしました。
元のトレス素材です。シンプルに見えて、手などむずかしく感じました。
コートを着るとモコモコするのですが、エリはパリッとしています。何回も描き直しました。
修正後に、シックな色味でまとめました。
背景と影、発光をつけて完成しました。
乗算レイヤーを使用中、勝手に位置が戻り、付けた影が見えない事態になりました。
彩色普通レイヤーの上に戻すと、はっきり影が付いてます！意味不明ですが、「あれ？色がついてない？」と思ったら、一度レイヤーの位置確認をしてみてくださいね。
素材トレスを使うと、男性らしいかっちり体型にできるので男子が描きやすいです。
こういうコートとかスーツのスタイル、ステキですね。
これからも素材トレスを使ってイラストのイメージをふくらませていきましょう。
