アナログ絵をデジタルにリメイクしたい!
または、「下書き線はマーカーなどの方が描きやすい」とか思いませんか?
アイビスペイント使用して、学んだ方法でトライしてみます。
①アナログ元絵
①アナログの元絵を、アイビスペイントレイヤーの📹で取り込みました。
その前に、元絵の線画をきれいに整えることをおすすめします。がたつき、細かい線の重なりは、デジタルでアラが目立ち、線を直すのに手間がかかるからです。
紙の大きさ設定を近づけた方が、拡大縮小の違和感がないです。
②線画描出
②次に線画描出をすると上のようになります。
まだアナログの影が見えます。
③影を消す
③下の黒側白側などのレバーを動かすと、このようにモノトーンになります。
④下書き完成
④黒い部分や不要なしみを、消しゴム機能で消します。
左右反転させて大きなゆがみや、気になるところを直しましょう。
下絵が出来ました!
あらかじめマーカーなどでここまで描いてから、アイビスに取り込めば一番効率的だと思います。
⑤彩色1
⑤新しいレイヤーに、ガシガシ塗りましょう。塗りつぶし機能を使えば、広い面を即効できれいに彩色できます。天才。
塗り足しなどで先に使った色を出したい時、色表に戻らなくても大丈夫。
その色の部分を長押しするだけで、色が再現できます(スポイト機能)。時々黒い線を引いていたのに、急に白に変わって、キイッとなったのはこの筆圧感知のせいだったのですね。
⑥彩色2
⑥別のレイヤーにして、影やくちびる色を上に重ねます。
影色は、色のリングの中のひし形(明暗)から、使用中の肌色を下に少しだけずらすと、ちょうど良い色になりました。でも赤系の方にずらすと、赤ら顔の人になるので気をつけましょう。
同じく頬や唇も、肌色から調節すると色味加減しやすいと思います。
エアブラシでフワッと色をつけてから、普通のブラシで細部を締めるのもありです。エアブラシの方が色が薄いので注意してください。
⑦加算発光 完成です
⑦加算発光レイヤーで髪の艶、黒目に光をいれます。
デジタル似顔絵の完成です!
デジタル絵はメールで送れるし、きれいにプリントできるし、保存できるし、似顔絵の楽しみが広がります!